仲よし女の子とのランチは西麻布のエンゾ・パステリア
現役時代の仕事仲間で今でも仲よしの女の子からランチのお誘いを受けた。
リタイヤしてチェンマイに移り住んでからもうずいぶんと年数がたつのに、一時帰国するたびにこうして声をかけていただけるのは本当にありがたいことで、もちろん即OKだ。
後日、時間とともに指定されたのは西麻布にある「エンゾ・パステリア(Enzo Pasteria)」というレストラン。
TEL:03-5778-3923
WEBSITE:http://www.enzo-pasteria.com/
店は西麻布交差点のすぐ近くなのだが、路地のような道を入った奥にあるのでたまたま通りかかったから入る、というようなロケーションではない。
ビルの1階にある店の外観は、飾り気のないシンプルな印象だ。
地下鉄の六本木、広尾、乃木坂の3駅いずれからも徒歩で10分以内なので、アクセスは悪くない。
隠れ家的な雰囲気で、落ち着いた店内
店のサイトによれば、
家族や友人を自分の 部屋に招いて催されるパスタパーティー・・・
エンゾ・パステリアはそんなパーティー好きな
エンゾの食卓をイメージして作られました。
とのことで、自分は映画は見たのだがそのシーンはまったく記憶がない。
っていうか、映画そのものをほとんど覚えていないのだが……
外から見える印象に比べると、店内は思ったより広いという感じだろうか。
カウンター席や高いせもたれのついたイスが印象的なテーブル席などが配置されている。
この日は相手の女の子があらかじめ予約を入れてくれており、窓際のちょっと個室的な雰囲気もあるテーブルに案内された。
洗練された味のボリュームたっぷりなランチ
店は南イタリア料理をウリにしており、サイトでは
とうたっている。
自分が住むチェンマイにもイタリア料理が食べられる店はそれこそ山のようにある。
例えば、ちょっと高級だがこんな店だ。
が、基本的にどこもどっしりとした正統派(?)の料理が多く、日本のイタリアンを食べ慣れてきた自分のような人間からすると少々しつこくて重たく感じてしまうことも多い。
久しぶりに、ヘンな言い方だが「日本的な」イタリア料理がいただけそうで、これは楽しみだぞ。
先に店に入って席について少しすると、相手の女の子が到着。
半年ぶりの再会でチェンマイ(タイ)土産をお渡ししたりしつつ話に花を咲かせる。
この日は彼女が席と一緒に料理(コース)も予約してくれていたので、自分は出てくる料理をただいただくだけ。
ランチということもあるのだろうメニューカード(品書き)はなく、店員さんが料理を運んでくれるたびに簡単に説明はしてくれたものの、さすがにそれをいちいちメモするのは話を中断することになり無粋なので、残念ながら出てきたものを詳しく紹介することができない。
店のうたい文句通り、どれも素材のよさを押し出すような比較的あっさりした洗練された味つけになっており、チェンマイ(タイ)だったら「もうこの辺で十分です」となってしまいそうなボリュームだったが、どれもスッと胃袋に収まってしまった。
特においしかったのは、イタリアンでは定番のワタリガニのトマトクリームを使ったリングイネ。
トマトのすっきりとした酸味とワタリガニの潮の風味をうまくミックスしたクリームソースをからめたリングイネは絶妙の取り合わせで、「すみませんが、少し追加をいただけますか」とお願いしたくなるような出来ばえだった。
ほかの人に自信を持っておすすめできる店だ
席が半分独立したような場所だったのでいつもよりさらに話が弾んでしまい、2時間以上お店に滞在してしまったが、それに料理のおいしさが一役買ったのは間違いない。
夜の店の様子や料理はわからないのだが、今回ランチをいただいた印象では、もしほかの人から西麻布近辺でイタリアンのお店をたずねられたら間違いなく自信を持っておすすめできると思う。
今はチェンマイ(タイ)に住んでいるので不可能だが、日本にいた時なら店を出る時に次のディナーの予約を入れてしまったかもしれないレベルだった。
素敵なお店をアレンジしてくれた仲よし女の子には感謝、感謝で「また次に一時帰国した時には会おうねっ」と約束して別れた。
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