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【滋賀で食べる】三大和牛の中で最も歴史ある近江牛のすき焼きランチ 「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」 滋賀県
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三大和牛の中で最も歴史のある近江牛

滋賀県のほぼ中央部、琵琶湖の東側に位置し、1585年に豊臣秀次が八幡城を築いた際に城下町として拓かれ、一般的には「近江商人」発祥の地としてその名前が知られている近江八幡。

延暦寺や石山寺をはじめとする名刹、あるいは大人気「ひこにゃん」のいる彦根城などに比べるとややマイナーなため訪れる旅人はあまり多くはないが、古くからの建築物が数多く残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている歴史ある街だ。

その近江八幡に来たら、ぜひ食べたいものがある。

「近江牛」だ。

「近江牛」は神戸牛、松阪牛と並んで三大和牛と呼ばれており、その中でも400年と最も歴史が古い。

琵琶湖に近く米や野菜の生産が盛んなことから飼料に恵まれており、霜降り度合いが高く、ほかの黒毛和種と比較すると香りが豊かであることや口溶けのよい脂質が特徴だ。

近江八幡市内には、この近江牛を楽しむことのできる店は何軒もあるが、今回は「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」でランチをいただくことにした。

ひときわ目立つオシャレな雰囲気

「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」は、歴史的建造物が数多く残っている近江八幡の旧市街のほぼど真ん中にある。

住所:近江八幡市仲屋町中14
TEL:0748-32-2121

このあたりには近江牛が食べられる店が高級なところから庶民的な食堂まで点在しているが、「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」はひときわ目を引くオシャレな外観が特徴だ。

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」の外観

店内もかなりの広さがあるようで、自分たちは入ってすぐのテーブル席についたが奥には団体用の個室(?)とかもあるのか、キッチンの前にはお盆がズラリと並べられていた。

「近江牛創作ダイニング」とキャッチフレーズが並んでいるが、メニューはそんなに奇をてらったものが並んでいるわけではなく、純粋に近江肉を味わってもらおうという気持ちが伝わって来る。

すき焼きの牛肉はクラシック音楽を聴かせて育てた牛

ステーキ、焼肉、ハンバーグなどが並ぶメニューの中から、今回は「店長いちおし」と書かれたすき焼き御膳をオーダーした。

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」のすき焼き御膳全景

肉は、まさに近江牛という感じの霜降り具合だ。

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」のすき焼き御膳の牛肉
近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」のすき焼き御膳の鍋

食事中に店のご主人と思われる男性がテーブルに来て料理の説明をしてくれたのだが、肉をとった牛はクラシック音楽を聴かせて育てたとのことだ。

牛にクラシック音楽を聴かせて育てるとストレスが軽減されて肉質がよくなるという話はどこかで読んだことがあるが、今回は食べ比べをしたわけではないのでその効果は定かではない。

が、それは別にしても非常に柔らかい肉で、霜降り肉があまり好きではなく普段はめったに食べることがない自分でも脂っぽさをまったく気にすることがなくペロリと平らげてしまった。

サラダは、地場の朝採れ野菜を使っているという。

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」のすき焼き御膳のサラダ

小皿に入った副菜は見たことのないものだったが、近江八幡名物の丁字麩の和え物と赤こんにゃく煮だそう。

近江八幡の「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」のすき焼き御膳の副菜

後で調べてわかったのだが、丁字麩は四角い焼き麩で全体が焼かれているので煮崩れせず、仏事などの精進料理には欠かせない食材だそうだ。

また、赤こんにゃくは三二酸化鉄という鉄分で赤く染めて色を出しており煮ても抜けないという。

値段も手ごろで地元名物をいっぺんに楽しめるのがよい

この「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」、もともとは近江牛がお目当てで入った店だが、地元の名物を使った副菜や地場野菜など非常にこだわっているところがすばらしい。

自分のような旅行者だと、なかなかこれだけの地元の産品をいっぺんに楽しめることがなかなかないのでうれしい誤算だった。

もちろん味のほうもおいしく、しっかりとした量の近江牛が楽しめるにしては値段もお手頃で、おすすめのお店だと思う。

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