神楽坂のど真ん中にある海鮮居酒屋なきざかな
世界に冠たるグルメシティ東京でも、センスのよい飲食店が集まる場所として知られている神楽坂。
古くは花街として栄えたことから往時の面影を残した路地がいくつもあり、その中に小規模ながら凝った作りの店構えで洗練された料理が楽しめる隠れ家的な店が点在しているので、ほかとは少し違った雰囲気が楽しめる街として特に少し年齢の高い層からの人気が高いエリアだ。
今回紹介する「なきざかな」はそんな路地裏ではなく神楽坂のメイン通り沿いにあるが、契約した漁師さんから直送される魚介類を使った料理をメインに豊富な品ぞろえの日本酒も楽しめる居酒屋だ。
比較的広くて開放的な店内
「なきざかな」は上記の通り神楽坂の途中、神楽坂下(飯田橋)からだと300~400m登ったところにある。
逆に神楽坂上からだと100mほどだ。
TEL:03-5225-2662
左手にある毘沙門天(善國寺)を通り越したすぐ先だ。
店はビルの地下にあり、道路沿いに目立つような看板などは出していないので少しわかりにくいかもしれないが、店内は意外に広い。
店の入口から見て突き当りに調理場に向き合ったカウンター席、中央付近に中央の穴から木が伸びている大きなテーブル、右に4人掛けのテーブル席が並んでいる。
今はやりの(半)個室風ではないが、店が広く見渡せてこれはこれで気持ちがいいものだ。
メニューは、その日に入荷した魚介類を使った料理が手書きで書かれたものがメインで、お酒のメニューは別に用意されている。
メニューには料理がかなりの数載っていて、目移りしてしまい選ぶのが大変だ。
和風洋風とりまぜた新鮮な海鮮料理を楽しもう
料理は和食だけでなく洋食、さらには海鮮ラーメンまである。
契約漁師から直送している魚貝を使っているので刺身はもちろんおいしいのだが、個人的にはそれよりもひと手間(火を)加えた料理のほうがより一層素材の味が引き立っていて素晴らしいと感じた。
料理人の腕が確かなものだということだろう。
あいにく食べた料理を書いたメモをなくしてしまい詳細に紹介できないのだが、基本的にはその日店に届いた材料によって提供される料理は異なるので、じっくりメニューを見たりお店の人と相談したりして食べるものを決めるのがよい。
突き出しで寿司とシジミ汁というのはおもしろい
刺身盛り合わせ
海鮮炭火焼き
ホタテ貝の洋風スープ
クマエビ焼き
海鮮コロッケ
漬け物盛り合わせ
シメの海鮮ラーメン
行くなら予約は必須
今回は神楽坂の近くに住むお友達がセッティングしてくださったのだが「ここはあらかじめ予約しておかないと絶対に入れないんです」と言っていた。
神楽坂はだいたい規模が小さい店が多いので、たいていのところは予約は必須だがここも同様なのだろう。
契約漁師からの直送素材を使った海鮮ということなのだが、刺身やお造りといったものだけではなく手を加えた洋風料理などもあってそちらもレベルは高いので、色々なシーフードを楽しみたい、というような人にとっては特におすすめだと思う。
おそらく、外国からのお客様をお連れするのにもピッタリではないだろうか。
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